
関川小学校のICT活用教育への取組は、平成23年度NTTが実施する「教育スクウェア×ICT」フィールドトライアル※に参加したことから始まります。
※NTTグループが、全国5県9小1中学校と協力して行った、ネットワークと情報機器を活用した教育の在り方を探る実証実験的プロジェクト。
平成23~24年度の取組

平成23年度2学期から、5年生教室に電子黒板と子ども1人に1台タブレット型端末が配置、本格的な取組が始まりました。はじめは、NTT側から提案された授業に取り組むことで、職員も徐々にICT活用の可能性に触れていきました。
24年度からは取組が6年生教室にも拡大。6年生教室にも電子黒板と子ども1人に1台のタブレット型端末が導入。この2年間は、5・6年生を中心に、ICT活用の可能性を探る取組が行われました。
この2年間は、新聞・テレビ等のメディアに取り上げられた事もあり、「ICT活用の関川小学校」と注目されるようになりました。そこで、平成24年度12月には、「ICTを活用するとどんな授業になるのか」を見ていただく公開授業を実施しました。
平成25年度の取組

平成25年度からは、「ICT活用」を校内研修の内容に取り入れ、それまで5・6年生が中心だった取組から、全校体制での取組へとレベルアップしました。
とはいえ、環境としては前年度から大きな変化はなく、電子黒板はNTTから入れてもらった5台と村予算で購入した1台の合計6台。タブレット端末5・6年生教室に人数分。他の学校に比べれば恵まれていますが、まだまだ「教育スクウェア×ICT」の事業途中でもあり、1~4年生が5・6年生教室の機器を借りる場合は、事業の邪魔にならないようにどうしても遠慮がちでした。また授業で使うコンテンツやアプリも、1~4年生用に用意されたものは少なく、活用には工夫が必要でした。
前年度に引き続き、平成25年度は、「ICT活用授業フォーラム」と名付けて、当校のICT活用授業の様子を見ていただく機会と、参加者の方々にこれからのICT活用について意見交換をしていただく場を設け、実施しました。
平成26年度の取組
